Govt plans to set FDI cap on insurance cos at 26%, FIIs may be allowed to pick up 23%

冬の国会が始まって、気になる法案に関する動きが続いていますが、今日は、金融関係の外資規制です。

保険会社外資規制 上限を26%から49%へ

以前、保険会社の外資規制が現状の26%から49%まで上限が引き上げられる見込みだと上記で書きましたが、どうやら、この部分は与党が譲歩するようです。
銀行法、年金関連法案、マイクロファイナンスの法案など、金融関係の重要法案を通したい与党の妥協案として、保険法については、外資の保険会社が持てる割合は現状維持(26%)、ただ、保険会社ではない他の外国投資家が23%までは追加で保有してもいいよ(その結果、外資の合計は最大49%)、という形になる見込みとか。外資に49%までの支配を取られるのは嫌だが、何とかして外国資本に頼らないと国内保険会社的には厳しいというところが背景にあるようです。

なお、金融関係法案の全体的な方針としては、銀行法やマイクロファイナンス系では、RBI(インドの中央銀行)の監督権限を強めて利用者保護を図りつつ、保険や年金では、国内の会社の資本不足を外資に支えてもらう、というものです。