Govt to launch direct cash subsidy transfer from Jan 1

富裕層はものすごく増えてはいるのですが、やはり国全体で見ると、まだまだ貧しい国インド。とはいえ、この民主主義国には10億人以上の人口があるわけで、選挙対策となるとお金がかかるのですが、与党が非常にわかりやすい一手を打つようです。

政府が定めるBelow the poverty line(BPL)の人たちに対しては、現在、補助金により食料、肥料、燃料が交付されていますが、その代わりに、来年1月から、各銀行口座に直接送金します、ということです。年額3-4万ルピー(4.5-6万円)、全体では、4兆ルピー(6兆円)というから、すごい話です。インドには、Aadhar cardという補助金、年金、奨学金を受け取るためのカードがあるのですが、 これを持つ家族に直接送金する仕組みだそうです。とはいえ、Aadharの普及自体、地域により差があるようなので、普及率が高い地域からスタートするようですが、来年中に、インド全体をカバーする意向とか。

どこの国でも、似たような政策が考えられるものだなと思いますが、食料や燃料に困っているレベルということは、BPLの多数は農村暮らしと思われます。これを受けて、機械や車などが急に売れるとも考えにくいので、日本企業のビジネスの直接の起爆剤となるかというとちょっと難しそうな気もします。
ただ、田舎にATMの需要が一気に増えるのだと思いますので、そこはわかりやすいチャンスですよね。それとくっつけて、何かモノやサービスが提供できるビジネスというのがあれば、それはありだと思います。